北区NPO・ボランティアぷらざ
このサイトの中を検索
施設案内 ぷらざ質問箱 ボランティア情報 催し・講座案内 助成情報 発行物

現在地:ホーム発行物過去のぷらざ通信2022年2月号>KiVoぴっくあっぷ(2022年2月)

KiVoぴっくあっぷ
  ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
  指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。

「わくわくドキドキ市民活動」は、『みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)』登録団体を広くご紹介するページです。
今月は、「特定非営利活動法人 重度心身障がい児・者親子の会 スマイリーサン」の代表の方に団体紹介をしいただきます。

特定非営利活動法人 重度心身障がい児・者親子の会 スマイリーサン

 

◆障がい児・者と家族の笑顔のために

 スマイリーサンは、現在、都立北特別支援学校に通う肢体不自由児とその保護者が中心となって、2015年4月に設立した団体で、2020年にNPO法人となりました。
 子どもが重度の障がいを持つと生活は一変します。1日24時間、子どもの介護に追われ、日々のささやかな楽しみや将来への夢を諦めざるを得ない家庭もあるかもしれません。私たちは、重度心身障がいを持つ子どもと家族に「心の奥底からの笑顔」があふれることを願い、「学校(高等課程)修了後の居場所づくり」をミッションとしています。現在は、東京都北区を拠点に、医療・福祉関係者、大学、新聞社や地元のケーブルテレビなどとの交流を深めながら、イベントやセミナーなどを実施しています。また、障がい児・者向けの「障がい児マーク」や、支援者向けの「サポートマーク」の作成、配布、交流のあるNPO団体との共同イベントなど、地域を越えた活動も行っています。
 障がい児・者の居場所を作るため、北区を拠点に活動中

◆障がいがあっても楽しく過ごしたい

 スマイリーサンの活動の原点は、東京都障害者総合スポーツセンターでのプール活動です。障がい児は筋緊張の子が多く、体に余分な力が入って拘縮(こうしゅく)が進むケースもあります。水中では緊張が緩和し、比較的自由に体を動かせるので、定期的にプールを借りて活動してきました。そこから発展し、障がい者を対象としたシンクロナイズドスイミングの大会にも出場しました。
 子どもたちにスポーツの楽しさを経験してもらうことは、活動の大きな柱です。肢体不自由児の通う多くの特別支援学校では運動会が行われません。子どもたちは風を切って走る心地よさや、友達と力を合わせて勝負を楽しむ醍醐味を知らずに過ごします。
 ←観客の歓声と拍手が励みに

 そこでスマイリーサンでは、北区や東京都障害者総合スポーツセンターの体育館を借りて、障がい児が楽しめる競技を詰め込んだ運動会を企画・運営してきました。歩行ができる子は自力で、あるいは歩行器で、歩けない子は車椅子でと、子どもたちは自分の状態に合わせて競技に参加します。2020年、21年はコロナ禍で開催が見送られましたが、それまでは毎回100人を超す親子が参加する恒例イベントとなっていました。さらに、2021年度は公益財団法人住友生命健康財団のスミセイコミュニティスポーツ推進助成プログラムの支援を受け、車椅子ダンスやカーレットなど、様々な障がい者スポーツにも挑戦し、ボランティア勉強会なども開催しています。
 
◆障がい児・者の外出を応援 北区政策提案協働事業

 北区は障がい者施設が充実しています。ところが、障がい児・者が気軽に立ち寄れる飲食店はあまりないのが現状です。障がい児・者は、かむ力や飲み込む力が弱いために、普通の食事を食べられない人も多いので、家族で外食を楽しむ機会も限られます。そこで、北区障害福祉課と協働で、障がい児・者が食べやすい食事形態に加工して提供してくれる飲食店の開拓に取り組んでいます。
 ←家族で楽しく外食
 「障がいがなければ普通にできることを、障がいを理由に諦めたくない」。私たちは障がいがあっても暮らしの中に楽しみを見つけながら、将来に希望をもって暮らせる社会を目指して、これからも活動していきたいと思います。

特定非営利活動法人 重度心身障がい児・者親子の会 スマイリーサン
代表 橋育恵


特定非営利活動法人 重度心身障がい児・者親子の会 スマイリーサン

(1)設立
 重度心身障がいをもつ子どもの家族が中心となり、2015年に設立。「学校卒業後の居場所づくり」をミッションとして、北区を拠点にイベントやセミナーを実施しています。さらに活動の幅を広げるため、2020年にNPO法人となりました。

(2)活動目的
 障がい児・者と家族に「心の奥底からの笑顔」があふれることを願い、特別支援学校卒業後の障がい者の居場所づくりを目指して、啓蒙活動やイベント、セミナーなどを行っています。

(3)活動状況
 東京都障害者総合スポーツセンターを活動拠点とし、プール活動(コロナ禍で現在は不定期開催)や運動会(年1回)の企画・運営を行っています。また、各種勉強会やセミナーなども実施。2021年度は助成金を受けて、コミュニティスポーツプログラム(北とぴあ等で概ね月1回)も実施中です。

(4)会員数
 30名 重度心身障がい児とその家族。
 東京都立北特別支援学校区域在住者が多いです。(北区、板橋区、足立区、豊島区など)

(5)会の運営
 NPO法人の会員費は月1,000円
 理事会は月1回の定例会 総会は年1回

(6)活動を通して得る(得た)もの
 共生社会の実現を目指して協力し合う、素敵な仲間との出会いがあります。地域住民や医療・福祉関係者、大学、行政等とのつながりができ、障がい者への理解が深まることを実感できます。

(7)近日中の参加可能な活動
 スミセイコミュニティスポーツプログラム(場所:北とぴあ)を予定しています。参加ご希望の方は連絡先mailへ詳細をお問い合わせください。

(8)PR
  障がい児・者や家族の「こんなことをしてみたい」をかなえるパワーがある団体です。当事者はもちろん、障がい者福祉にご興味のある方もご参加できますので、お気軽にお問い合わせください。一緒に楽しい未来を作っていきましょう

(9)連絡先
 <E-mail>smileysunall@gmail.com
 <HP>http://smiley-sun.org
 <Facebook>https://www.facebook.com/smiley3.sun/ 

 

ボランティア情報が探せる!
みにきたWeb 北区市民活動情報サイト
http://minikita.genki365.net
ぷらざで登録を受け付けています。

この団体も登録しています。

※この記事について写真を多数使用した壁新聞『ぷらざNews』をぷらざサロンコーナーに掲示します。ぜひご覧になってください!

 ホームへ
 2022年2月号へ
 このページの先頭へ

サイトマップ当サイトの使い方お問合せ先

2022年1月28日更新版

〒114-8503 東京都北区王子1-11-1北とぴあ4階 電話:03-5390-1771 交通案内
開館日時:火曜日〜土曜日(10時〜21時)、日曜日(10時〜17時) 開館日程
Copyright - c東京都北区NPO・ボランティアぷらざ 2003- All Rights Reserved. 著作権情報等